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本・雑誌 たくさんのふしぎ
本・雑誌内容 宇宙の果てはどうなってるの?風はどこからやってくるの?夢ってなんだろう?草や花、町や家、機械や鉄道、昔のこと、外国のこと・・・・・・この世界にあるたくさんの”ふしぎ”に出会いましょう!日々、新しい世界への好奇心でいっぱいの子どもたちに、自分をとりまく世界がこんなにも”ふしぎ”に満ちていること、生きているって楽しいというメッセージを届けます。
本・雑誌内容詳細 土のうの道

木村亮 文 ふしはらのじこ 絵

「自分たちの道は自分で直す!」

道は私たちにとっては当たり前のようにあるものです。

しかし、アフリカでは、学校、病院や市場に行くための大切な道が、雨などによって使えなくなることがよくおこります。

そうした問題を解決するため、日本の土木工学の粋を集めて作られた、お金がかからず、人力だけでできる簡単な技術。

それが「土のう」を使った道直しなのです。

編集部より

「木村君、難しい技術ではなく、簡単な技術でアフリカの人々を幸せにする方法を考えないとだめだよ」と、本作の著者であり、土木工学の研究者、木村亮さんは若い頃に言われ続けていたそうです。
「本物の研究者は難しいこともできるが、簡単なこともできる」と。
研究者になったばかりの頃、木村さんはケニアの大学に赴任します。
そこで見たのは、日本では当たり前のようにある舗装された道がなく、雨が降るとドロドロになって道が使えず、生活がままならなくなる厳しい状況でした。
これを改善したい。
構想5年、検討2年、実行0年。
土木工学の粋を集め、木村さんは素晴らしい方法を生み出します。
それが、お金がかからず(Low cost)、簡単な技術で(Low tech)、地元の人たちが(Local)、人力で(Labour base)で行える「土のうによる道直し」だったのです。
アフリカの国々をはじめ東南アジアなど、31カ国に土のうによるこの方法を広め、230キロにおよぶ道を直してきました。
 現地に何度も運び、道直しを教えてきた木村さんは本文でこうも書かれています。
「私たちはアフリカに行って一方的に彼らになにかを教えているわけではありません。彼らの生活や文化を尊重し、彼らの考え方を勉強し、これからの日本の発展につなげようとしています。お互いに足りないものを補い合っているだけなのです。それが国際協力だと思っています。」
土木工学と国際協力が合わさって、袋に土をつめただけのシンプル素材「土のう」をつかって人の生活を豊かにする、そんな驚きと感動にみちたノンフィクション絵本をどうぞお楽しみください。

著者情報

木村亮
1960年京都府生まれ。ボンドエンジニアリング(株)代表取締役社長。京都大学名誉教授。工学博士。
1985年から母校の京都大学の研究者となる。専門は地盤工学。
構造物を支える基礎やトンネルの静的・動的力学挙動の解明に取組む。
新しい施工法や材料の開発を実施し、国際技術協力分野にも長年力を注ぐ。
土のうを使った簡便な未舗装道路補修方法を提案し、認定NPO法人「道普請人」の理事長として世界を飛び回る。

ふしはらのじこ
京都市生まれ。絵本、装画、挿絵などの絵を描いている。
絵本は『ジンガくんいちばへいく』『ふたごのゴリラ』(ともに福音館書店)など。
「たくさんのふしぎ」では『コーヒーを飲んで学校を建てよう』(通巻339号/現在、実生社刊)がある。
NPO「道普請人」とは20年以上の付き合いがあり、活動を紹介する展覧会や講演会を一緒に開いてきた。京都市在住。

巻末連載
「ふしぎ新聞」
連載陣 「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」の素敵な木版画作品でおなじみの宇田川新聞ほか

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プロダクトNo 1559
出版社 福音館書店
発売日 毎月3日
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