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本・雑誌 Drug Delivery System(ドラッグデリバリーシステム)
本・雑誌内容 Drug Delivery System(DDS)とは、薬物の病巣到達性を向上し,薬効および患者のQOLを高め,副作用を軽減させる医薬品の開発を研究する学問領域です。必要な薬物を、必要な時間に、必要な部位で作用させるシステム(工夫や技術)は、薬物療法にとって非常に重要な考え方になっています。本学会の前身である「DDS研究会」は、1984年に臨床医学、薬学をはじめ工学領域など幅広い領域の DDSに関する研究を発表する場として水島裕・瀬崎仁先生らによって設立されました。その後、DDS研究の重要性が広く認識されたことから、バイオ医薬、バイオマテリアル分野などとも専門分野を超えて情報交換ができる共通の専門誌として1986年に機関誌『Drug Delivery System(DDS)』誌が創刊されました。1988年には日本DDS学会として組織を改め、広い分野の基礎研究者と臨床医療関係者が交流するユニークな学会となっています。各専門領域の第一人者が編成する本誌特集にぜひご注目ください。
本・雑誌内容詳細 FOREWORD
 動物に頼らない時代のDDS研究
 古賀宣勝

OPINION
 温故知新:3Rsと動物実験代替法
 板垣 宏

特集 “DDS研究における動物代替”
編集:古賀宣勝

1.化粧品業界における動物実験代替
  田村亜紀子
2.MPS(Microphysiological Systems)の開発と創薬応用
  伊藤弓弦・諏訪喜昭
3.製薬企業における動物代替のためのMPS研究の推進
  今岡知己・小渕 航
4.がん領域創薬研究における患者組織を用いた動物実験の代替技術
  市川克臣
5.マウスで拓く動物使用の未来~ヒト化マウスと3Rsに則った適切な動物使用~
  内田あや・田淵紗和子
6.モデル細胞のスーパースターTK6細胞が拓く遺伝毒性学の歴史と未来
  福田隆之・廣田耕志
7.動物実験代替法の標準化とJaCVAMの役割
  足利太可雄

連載
・DDS製品開発の最前線 [59]
  メラノサイト含有自家培養表皮「ジャスミン」の開発
  田中朋代

・DDSの「ちょっとした」技術・知識 第30回
  マイクロピペットの押さえておきたい基礎知識
  武友加緒利

・若手研究者のひろば
  組織再構成的アプローチによる膵がん線維化微小環境の解析を通じた線維化障壁克服戦略の開発
  田中啓祥

・学会印象記
  公益社団法人日本薬剤学会第40回年会
  長友太希
  第41回日本DDS学会学術集会
  渕上弥史
  第41回日本DDS学会学術集会
  乗松純平
  第4回韓日若手薬剤学研究者ワークショップ
  田原春徹

・JCRだより
  日本からの論文
  櫻井文教/小成田翔・野本貴大/金 健・西川元也/劉 一イ

・日本DDS学会

・用語解説
  


プロダクトNo 1281683113
出版社 じほうビジネスサービス
発売日 1,3,7,9,11月の28日
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