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本・雑誌 北方ジャーナル
本・雑誌内容 「北方ジャーナル」は昭和47年(1972年)に札幌で誕生した月刊雑誌です。いわゆる地元政経誌のジャンルに分類される媒体ですが、生活者の視点と取材を重視する編集方針を創刊以来のポリシーとし、05年11月からは有限会社Re Studioが発行元になっています。政治・宗教・医療情報に強い総合誌で、「北海道独立論」などユニークな長期連載も。日々の道内ニュース、掲載記事の続報・予告は「北方ジャーナルブログ」でも公開!
本・雑誌内容詳細 【報道】倶知安町・羊蹄山麓の違法開発を追う【3】──騒動に火をつけた参院選候補

政治利用か正義の告発か
自身の顧客を主犯格扱い

倶知安町巽地区の違法開発事件を紐解くにあたり、欠かせない人物が先の参院選で「北海道を外国資本から守る」と声高に訴えた参政党の候補、田中義人氏(53)だ。選挙前に巽地区の問題をいち早くSNSで告発し、これにテレビなどが呼応して大きな騒動になったことはまだ記憶に新しい。だが田中氏が主犯格扱いした中国系の企業は自身の取引相手で、そこから同氏は大きな利益を上げていた──。       (本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】医療現場で散った命⑱

看護師遺族 和解へ

パワハラ死追及に一区切り
再発防止願い続けた10余年

新人看護師が職場のハラスメント被害を訴えて命を絶った事件で、両親が勤務先を訴えた裁判が年内にも和解終結する見込みだ。労働災害の不支給決定を機に始まった遺族の闘いは、10年あまりを経てひとつの節目を迎えることになる。賠償命令という成果こそ得られないものの、投じた一石は小さからず。医療現場の過重労働やハラスメントの再発防止を訴える声は、今後もなお絶えることはない。(小笠原 淳)

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【報道】道警不祥事から考える〈81〉

警官わいせつに「減給」

道警不祥事“第3四半期”速報
今夏には誤開示で記者に謝罪

3カ月ごとに速報値を伝えている地元警察の不祥事、直近の処分などの記録が開示された。本年7月からの“第3四半期”に作成された公文書を紐解くと、警察庁が定める「指針」に沿わない処分で報道発表を免がれたとみられる事案があったことがわかる。先立つ“第2四半期”の公文書開示では、道警が記者の開示請求に誤った対応をしていたことが判明、開示のやり直しが決まる椿事があった。その顛末を含め、最新の情報をお伝えしたい。(小笠原 淳)

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【連載】“核のゴミ”レポートPART47 寿都町長選の結果と今後の「概要調査」の行方

持ち越された「課題」

組織票手堅くまとめた片岡氏
運動の広がりを欠いた大串氏

“核のゴミ”最終処分地の選定に向けた「概要調査」への移行などを争点にした、後志管内の寿都町長選挙が10月28日に行なわれた。結果は、調査に賛成する現職の片岡春雄氏(76)が1087票を獲得して7選を果たし、調査に反対する新人で元町議の大串伸吾氏(42)は600票と健闘したが及ばなかった(投票総数1709票〔うち無効22票〕、投票率78・47%)。選挙戦は、これまでの実績を踏まえ岩盤支持層をまとめた片岡陣営と、正式出馬表明が投票日の1カ月半前と出遅れ盛り上がりを欠いた大串陣営──その力量には落差があった。今後の焦点は「住民投票条例」に基づく直接投票の行方や鈴木直道知事の判断などに移る。(ルポライター・滝川 康治)

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【環境】遠軽町の住民団体代表が「地学から見た風力発電・太陽光発電」を講演 

地学上のリスクを考慮しない
「再エネ開発」の危険性とは─

「再エネは自然に優しいですか」をテーマにした学習会が10月5日、後志管内余市町の中央公民館であった。「遠軽風力発電を考える会」の代表で地学に詳しい元高校教諭の角館正勝さんが、「地学から見た風力発電・太陽光発電」と題して講演。日本列島の成り立ちや地学的特徴などについて解説を交えながら、「日本の地盤は脆弱なのに、環境アセスでは風力発電など再エネに関する地質調査はほとんど行なわれていない」と警鐘を鳴らした。   (武智敦子)

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【国際】パレスチナ・ガザ支援で民間の外交団が大使館めぐり

「ガザの人々の命を救って」と
75カ国の駐日外国公館を訪問

後志管内泊村在住で反原発活動に取り組む瀬尾英幸さん(83)が、イスラエルとの戦争で6万7千人以上の人が殺されたというパレスチナ自治区ガザの支援につなげようと、この春「平和のための日本民衆外交団」を組織し、8月までに75カ国の駐日外国公館を訪問。この内10カ国の大使らと面談しガザ支援への協力を訴えてきた。イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意後の10月10日以降もイスラエルの攻撃は実質的に続いており、平和への道は不透明だ。この11月にも上京する予定の瀬尾さんは、「日本には約150カ国の大使館や領事館がある。その全てを訪問し平和を呼び掛けていきたい」と話している。  (武智敦子)

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【シリーズ・住宅不動産情報】㉟──創立50周年の北海道セキスイハイムが「ELVIA北海道モデル」

親会社の積水化学工業と連携し
新商品で高価格帯市場を開拓へ

今年10月に創立50周年を迎えた北海道セキスイハイム(本社札幌・村松正臣社長)は、ハイエンド層に向けた高価格帯商品として鉄骨戸建て注文住宅「ELVIA(エルビア)北海道モデル」を10月30日から市場に投入した。世帯年収1500万円以上のパワーカップルや経営者、医師、弁護士などの高所得層を対象に札幌圏を中心に年30棟の販売を計画している。発表会見から同社の狙いと新商品の概要を紹介する。    (佐久間康介)

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【経済】札商の新会頭に就任した安田光春・北洋銀行会長の手腕を探る

石屋製菓への出向で磨かれた胆力
組織力強化に現場主義どう生かす

札幌商工会議所の新会頭に前副会頭で北洋銀行会長の安田光春氏(66)が就任し、3期9年を務めた岩田圭剛氏の後を受けて札幌経済の牽引役を担うことになった。北洋銀行の会長が会頭に就くのは、高向巌氏(2004年6月~16年11月)以来。北海道新幹線札幌駅開業の延期や冬季オリパラの招致断念など札幌経済には不透明感が漂うが、次世代半導体ラピダスやGXなど追い風も吹く。新会頭として安田カラーをいかに発揮し、札幌の中小企業や小規模事業者の底上げをどう図っていくか。安田氏の来歴と人となりからその手腕を探ってみた。   (佐久間康介)

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【ニュース】

■恵庭牧場“奴隷労働”あかるみに
 障碍者らの損賠請求裁判が佳境
──原告側は障碍に配慮した尋問を裁判所に要望

■現職自衛官のパワハラ告発訴訟
 原告側が“海苔弁当”証拠提出へ
──札幌の動き受け、栃木でも佐官ら3人が国賠提訴

■「幌延町の風力発電」で多発する
 天然記念物のバードストライク
──住民団体の事業中止要請にも通常運転続行

■依存症当事者・家族の会を支援
 キャラクターも好評「稲葉珈琲」
──ススキノの飲食店で提供、売り上げの一部を活動費に

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【オホーツク特集】水谷洋一網走市長に訊く

花開いたスポーツと観光の融合
新庁舎を交流と活性化の拠点に

今年2月に「人と環境に優しいスマート庁舎」を基本理念とした市の新庁舎が中心市街地にオープンし、11回目を迎えた「オホーツク網走マラソン」では初めて47都道府県全てからランナーが集い、スポーツ交流と観光資源を結び付ける独自のスタイルを印象付けた。こうした明るい話題に沸いた網走市だが、一方で秋サケ定置網漁の不振や雨不足による小麦などの不作といった一次産業の懸念も取り沙汰される。市民が集う新たな交流拠点として期待される市役所に水谷洋一市長(62)を訪ね、4期目も残すところ1年となった同氏にまちの現状と展望を訊いた。(10月16日取材)

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【オホーツク特集】辻直孝北見市長に訊く

健全で信頼される市政の復活を
地域資源カーリングで交流拡大

財政難に直面し、市の幹部の不適切接待問題に揺れた北見市。辻󠄀直孝市長(72)は身を切る改革で歳出を削減するとともに、ふるさと納税の拡大やネーミングライツの導入などで新たな歳入確保に躍起だ。中心市街地再開発事業では「北見経済センタービル」が完成し、引き続き分譲マンションや福祉施設などの整備が予定され、26年度末には中心市街地の新しい顔が揃う予定だ。地元チームの「ロコ・ソラーレ」は惜しくも3大会連続の冬季五輪出場を逃したものの、市では「カーリングのまち北見」のさらなる魅力向上に取り組んでいる。市の現状と課題への対応を辻󠄀市長に訊いた。   (10月14日取材)

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【オホーツク特集】山﨑彰則紋別市長に訊く

市民らの声を行政に反映させて
「紋別市総合計画」で市を再起動

12年ぶりの選挙戦となった6月15日投開票の紋別市長選で新人の山﨑彰則氏(57)が6選を目指した現職を破ってから約5カ月。市の避暑地化構想がらみの贈収賄事件で百条委員会の委員長として宮川良一前市長(71)を追及する急先鋒だった元市議が紋別市の舵取りを任されることになった形だ。本誌恒例のオホーツク特集に初登場した山﨑新市長は「これまで以上に市民の声に耳を傾けていく」と意欲を語り、さる10月1日には公約で掲げた「紋別市総合計画」策定に向けての体制を整えるなど、早くもトップとしてのカラーを打ち出している。(10月15日取材)

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【オホーツク特集】

特集 オホーツク観光 2025

魅惑する白い大地

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【追悼】佐藤良雄社長を悼む──創業者の心意気を貫いた生涯

友人のため汗と涙を流す人情家
3人で苦難乗り越え互いに成長

アインホールディングス社長 大谷喜一氏

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【追悼】佐藤良雄社長を悼む──面倒見のいいフロンティア

道内の人材派遣業を開拓した
トップセールスの力量に感服

つしま医療福祉グループ代表 対馬徳昭氏

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【再録・特別談話】 内部牽制や内部告発に不可欠な見識

「雑誌に言う」と凄まれたら
北方ジャーナルを紹介する

キャリアバンク社長 佐藤良雄

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【連載】北の大地を拓く新・農業人【7】

有機農業の基盤が出来た安平町に
新規就農したふたつの農場の軌跡

「こころ自然農園」と「白樺オーガニックファーム」

11月号に引き続き、胆振管内安平町で新規就農の夢を実現したふたつの農場の営みを紹介する。2015年に入植した「こころ自然農園」は当初、2ヘクタールの耕作放棄地を重機などを使い自力で開墾。のちに離農跡地を取得して農地を増やし、平飼い養鶏と畑作を軸にした経営を続けてきた。地元や苫小牧市などに顧客がおり、地元の「道の駅」やコープさっぽろの店舗などで平飼い卵を販売中だ。今年春に独立した「白樺オーガニックファーム」では、大豆の有機栽培に取り組むかたわら、サツマイモの試験栽培や40種類ほどの有機野菜の生産も手がける。オーナーは元自衛官で2年間の研修期間を経て就農した。そんな両農場のこれまでの軌跡をたどる──。 
  (ルポライター・滝川 康治)

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【連載】ルポ「ひきこもり」123──道南ひきこもり家族交流会「あさがお」の取り組み

函館を拠点に近隣と連携を図り
広げていく身近な「当事者支援」

函館市の道南ひきこもり家族交流会「あさがお」など、道南エリアにはひきこもりや不登校、発達障害関連の自助会や相談機関などが17もある。この数は道内の他地域と比べてもダントツに多く、進取の気性に富んだ土地柄ならではのものだろう。今回は、函館の「あさがお」の共同代表、安藤とし子さん(70)と事務局を務める野村俊幸さん(75)を訪ね、家族交流会の歴史や果たしてきた役割、函館市のひきこもり実態調査、さらには2022年度から全世代対応の「福祉拠点」として整備された地域包括支援センターの現状と課題などを取材した。本号と次号の2回にわたり紹介する。      (武智敦子)

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 【119】

先人たちが夢を託した着陸場

戦争に翻弄された「開港百年」
新千歳空港の知られざる軌跡

1988年に開港し、年間約2500万人が利用する北海道の空の玄関口である新千歳空港。同空港の前身は現在の航空自衛隊千歳基地の場所にあった「千歳空港」だった。空港としての源流は1926年に村民の力で滑走路が整備された「着陸場」で、同年に初めて飛行機が着陸したことから来年2026年は「千歳市空港開港100年」として祝賀行事が予定されている。1939年以後は軍事空港になったにもかかわわらず戦時中に空襲を受けなかったが、戦後はGHQの管理下に置かれるなど軍用空港としての歴史も長い。戦争になると標的にされる空港がなぜ空襲を免れたのか。戦争ともかかわりが深い歴史を紐解いた。       (ジャーナリスト 黒田 伸)


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【フォトレポート・トピックス】
●サンマの炭火焼きが復活! まるごと根室直送市を開催
●札幌佐藤病院創設者の米寿を祝う「スペシャルコンサート」
●網走で40余年ぶりに地酒復活へ 天都山の山腹で12月に酒蔵着工
●「蛇口からオニオンスープ」の試飲スタンドが冬場に再登場
●U-12・8人制サッカーの大舞台が今年も札幌で開幕
●札幌中国友好協会の青木会長が中国との架け橋で大きな存在感

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【連載コラムなど】
*つれづれフォトエッセイ
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*古本屋女房の“古本的日常”
*デンタルエッセイ
*北海道妄想紀行
*連載小説 仮面の恋
*よいどれブンガク夜話
*ソレでもナマがすき?
*夏井功の夜を駈ける車イス
*連載小説 メンタルエース
*堀川裕己の不動産鑑定士から見た北海道の行方
*ただしいうそのつくりかた
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【今月の表紙】
木翁二画『ほしのさばく』
プロダクトNo 1214962
出版社 リ スタジオ
発売日 毎月15日
販売サイト >>>公式サイトはこちら
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